Mac OS X Snow leopardでいいか、Lion以上に上げるか
Mac OSの場合、
Windowsほどバージョンによる「当たり外れ」は少ない
(Windows OSの迷走ぶりはあまりにも…)
なので、基本的には新しいOSを使っておくのがいろいろ便利
最新OSを使おうとした場合のデメリットとしては、
・新しいのでバグ、不具合が潰せていない→原因不明のトラブルや不具合がでる可能性がある
・新しいので各種ソフトウェアやハードウェアが対応していない場合がある
・ハード面で負荷がかかる場合がある
・古いハードだと、本体や内部のプロセッサ、インタフェース等が「対応していません」とバッサリ切られてしまう可能性がある
こんなところ
幸い(?)Macにはマニアックなほどの新しい物好きユーザがたくさんいるので、
不具合や対処などはそういう人達が「人柱」になってくれる
最新のOSがでた直後は少し様子見で、そういう先進的な熟練ユーザがいろいろ不具合潰しをしてくれるのを有難く待つのがいいと思う
あとはマシンパワーの問題
Mac本体や各種周辺機器がそのOSのバージョンに対応しているかどうかを見極めないと、旧OSではIT機器だったものが新OS導入によって単なる家電ゴミと化してしまうリスクがある
Mac本体については、OSに推奨スペックなどが示されているので、それが許す範囲でできるだけ新しいOSを導入しておくのが吉
古いOSでは、特にクラウドを利用する機能などで対応していないものが多く、
サポートも打ち切られてしまうことが少なくない
また、
「古いので頑張ってきたけどさすがに無理か…」
と覚悟を決めて新しいOSを導入しようとした場合にまた面倒なことになる
というのも、すぐ1つ上のバージョンに上げるのは「アップグレード」という形で比較的移行が簡単かつ安価にできるのだが、
一足飛びに2つ3つ上のバージョンに上げるには
「まず10.5 Leopardを10.6にして、次に10.7を入れてから…」とやたら手間暇のかかることになったり、古いバージョン自体が当初のキャンペーン期間を過ぎて値上がりしていたり、最悪、以前述べたように「もはやそんな古いOSからのアップグレード手段がない/イレギュラーな手段でしかできない」ということになりかねない
今のままで使えてるから別にええやん、ということでOSやアプリケーションのアップグレードは無駄金に思えることが多いが、ことMac OSに関しては上述のとおり、
ハード面で許容される範囲で一番新しいものを入れるようにしておく
これが結局一番面倒がなく、コスト的にも無難な手段ということのようだ
少なくとも「金属ボディでないMac」を使ってる人は、10.5 LeopardかMAC OS X 10.6 SNOW LEOPARDに上げておきたい
(iTunesやら、各種アプリをアップデートしたくてもOS自体が古いと対応してなかったりと実用面で色々不具合が出る)
金属ボディになってからのMacであれば、10.7 Lion以上が欲しいところ
10.6と10.7の間にそびえる最大の「越えられない壁」は
iCloud
ストレージやiPhone/iPad/iPodなどモバイル機器、
MacBookを持ち出してのモバイル環境、
自宅とオフィスや、複数の人で色々情報を共有する場合など、
Macの場合はiCloudを使用するのが前提になっている
これはカレンダーやらメール、アドレス帳などの基本的なアプリは勿論のこと、
その他のアプリでも、あるいはモバイル機器のバックアップにしても
iCloudを使えるようにしておくだけでかなりあっさり利用することができる
そしてiCloudはMac OS 10.7 Lion以降でないと使えない
これがデカい
極論すれば、MAC OS X 10.6 SNOW LEOPARD以下では「イマドキのMacの使い方ができない」ということ
その前身たるMobileMeというサービスがあって、OS10.6やそれ以前のバージョンでもそれを使えば良かったのだが…
これが2012年6月末で終了
Appleはフォロー…なんてしない
新サービスのiCloud使ってね♩あ、ただしOS10.7以上だからね(はぁと)
…ぐぬぬ
今の自分の環境では、ハード的にLionはキツい
ってことは、
iCloud使う為にはMac買い替えが必要ということ
きっついなー…
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