Mac App StoreでMac OSのバージョンアップの必要性がわかる
一般的なユーザにとって、OSのバージョンアップは悩みの種
常に新しいものを入れていくと、これまで使っていたソフトや周辺機器が使えなくなってしまうことも珍しくない
だからといって、古いまま使っていると
「これでいいのかな…」
という不安感が常につきまとう
そこで、一応の目安として
Mac App Store を利用する手段がある
端的に言えば、
・定番や使いたいソフト(アプリ)が要求するMac OSのバージョンを見る
ものによっては「OS10.2以上」など
「貧乏ユーザに優しい」モノもあるが、正直なところそれは少数派
せいぜいメールとウェブ閲覧、あとはワープロと表計算ぐらいかな、というユーザならそれでも充分
新しいソフトやブラウザのプラグインなどをある程度割り切って諦めてしまえば使える
しかし、せっかくMacを使っているのだから、普通はもう少しいろんなものを使っているはず
今やWindowsユーザでも普通に使っている定番ソフトiTunesはどうだろう
Appleのサイトによると、
現行iTunes(iTunes 11.0.4 for Mac OS X)に要求されるスペックは以下のとおりとなっている
Macintoshシステム条件
- Intel Coreプロセッサを搭載したMac
- OS Xバージョン10.6.8以降
- 400MBのハードディスク空き容量
- iTunes Storeを利用するにはブロードバンドインターネット接続が必要
つまり、MacOS X v10.5 Leopard以上は必須だということがわかる
(もちろんそれ以前のOSに対応した古いバージョンのiTunesを使うことも可能ではある)
そして、旧バージョンのダウンロード画面やサポートはAppleのサイトからはなかなか見つけにくい状態になっている
(実際はサポートページにある。アプリケーションによってはサポートページにないものも)
以前書いたノートアプリの鉄板、Evernoteはどうだろう
現行のEvernote(Mac用)はバージョン5.1.3
これの要求スペックは
条件: OS X 10.6.6 以降
となっている
これまたApple純正のお手軽DTM(デスクトップミュージック)ソフトであるGarageBandはどうかというと、
・条件:OS X 10.6.8 以降
となっている
このようにしてみると、
iTunes/Mac App Storeを利用してくには、どうやらMAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARD以上があったほうがいい、ということがわかる
実際、周辺機器を使うにしても、各種ドライバなどは最低でも10.4 Tiger以上、
大半がMAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARD以上となっている
ということは、10.2や10.3を使っている人はできれば10.4 Tigerに、
Intel CPUを搭載したMacを使っているならMAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARDに上げるべきだということ
MacOS X v10.5 Leopardの空気っぷりは寂しい限りだが、今のところ10.4を10.5に上げても不便さはあまり改善されないし、10.6とでは各種アプリや周辺機器との関係が雲泥の差だ
グラフィック系、動画系などのクリエイティヴな用途や医療系などのプロ用途ではない、
一般ユーザからみたMacOS Xは、PPCなら10.4 Tiger
Intel Core機で古めならMAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARDが最低ラインになると考えてよさそう
新しめの機種なら10.7 Lionにすべき(特にiCloudが使える、使えないの差は大きい)だが
10.8 OS X Mountain Lionについては、逆にまだ対応していないものがないかどうか、Mac App Store や各社のサイトで確認してからの方が無難だ